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モンストスタジアムの大会考察ブログです

【大阪】タイムアタックラウンド

こんにちは隹ナムです。

11月24日に開催された大阪会場を考察していこうと思います。

今までは各クエスト毎に考察しましたが、今回から「TA」「ベスト8」「セミファイナル」「ファイナル」で分けて考察していこうと思います。

それでは今回は「タイムアタックラウンド」編です。

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タイムアタック 「冥黒の女王」

大阪は、これまで数々のチームを苦しめてきた冥黒の女王で幕を開けた。

映像が全チーム残っていないのが残念だが、解説によると全チーム2手目まではミスがなかったとの事。東京・仙台ではこの1・2手目でのミスが多かったクエストだが、各チームレベルが上がっていることをうかがわせた。

ベスト8で先攻有利の「怨炎!黄泉の主宰神」が控えており、各チーム何としても7・8位突破だけは避けたい状況。

事前予想で注目したらぶましーんだったが、残念ながらTA8位に沈んでしまった、映像は残っていないものの、4Sleepersの挑戦時に暫定1位としてタイムが表示されていたのでそれを参考に考察すると、3手目でおそらく中ボスが削りきれずバトル2を4手目で突破。バトル3も3手かけて突破だろうか。バトル5突破時点では2:29.94と悪くないタイムを出しているがバトル6で大きく崩れ3:47.94と最下位に沈んだ。らぶましーんはここまで3大会全てで冥黒の女王をプレイしているが、結果が振るわず鬼門となっている。しかし残り2戦では冥黒の女王は出てこない(決勝で選ばれない限り)。気持ちを切り替えて戦ってほしい。

もう1チーム注目していたアラブルズだが3:15.90で5位。またもTAの映像が残らなかった。どうやら弱点ドンピシャで引いたのに、弁財天のゲージがFantastic!!したらしい。おそらくタイム的にも上位とは1手差、実に惜しい。

それでは上位4チームの結果を見ていこう。

TA4位 GV

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持ち前の打ち出しの速さを見せるGVは3手目で中ボス処理ができないものの、ここはイシュタルを使う以上想定内、崩れる事なく進んでいく。バトル4雑魚処理を終えた8手目、ゲージを外してブロックを利用したかった弁財天がまさかの完璧な縦カン。思わず仰け反るAnchorとし選手。手痛い1手ではあったが、チームメイトはむしろ笑顔。チームの雰囲気の良さが出ている。ここで手間取るかと思われたが、ヘイムダルがブロックを使って右上の撃種変化パネルを踏み、同じ軌道で戻って中ボス頭上の弱点にヒット。リーダーおっとっと選手のスーパーショットで流れを引き戻す。

そのまま流れに乗ったGVは16手でフィニッシュ。イシュタルの件が無ければもう1手少なかったかもしれない。2回ほどイレギュラーはあったが、ほぼ想定通りのタイムに納めたのではないだろうか。3戦連続TA上位突破はGVのみ。安定したプレイで確実にポイントを積み重ねていく。f:id:furutori_namu:20181126144606j:plain

※思わず仰け反るとし選手。この難しいルートで、すぐさまリカバリーするおっとっと選手。

 

TA3位 4Sleepers

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前戦仙台で苦しい結果に終わったので、大阪ではTA上位を獲得し有利な条件で決勝ラウンドに挑みたい4Sleepers。仙台今池壁ドンズα戦で離されてしまった4手目のがしゃどくろ処理を見事クリア。ブロック使用の難しい場面だが、Anchorモモ選手がしっかり決めてみせた。

順調にバトルを進める4Sleepersだったが、バトル5のカッチン処理、弁財天のSSが思うように動けず余計に手数がかかってしまった。しかし、そこから崩れる事なく落ち着いてフィニッシュ。メンバー間のコミュニケーションも多く、ステージ移動時のちょっとした合間にルートの相談をするなど、非常に肩の力が抜けた明るい雰囲気を出していた。プロ初勝利に向け大きな一歩を踏み出した。

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※4手目モモ選手のショット。ブロックに弾かれたり、間に入れないこともある場面をしっかりと決める。

 

TA2位 【愛】獣神亭一門

 

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4Sleeprsが好タイムを出した直後にアタックしたのが【愛】獣神亭一門。

実は獣神亭は今回が冥黒初披露。前戦とは打って変わってチームの雰囲気は非常に良い。東京大会のTAを見ているようだ。相変わらずたっくす選手はワイプを跨ぐ。

モンタナ・パーシヴァルと友情火力にやや不安の残る編成。バトル6では雑魚の処理に手間取ったが、うまくまとめて好タイムをマーク。4Sleepersを抑え後続にプレッシャーをかけていく。強豪【愛】獣神亭一門が地元関西で復調の兆しを示す。

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※ワイプを跨ぐたっくす選手。邪魔じゃないのか?と思いつつ、獣神亭はこれで良いのだ。

 

TA1位 今池壁ドンズα

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TA最後に登場したのは王者今池壁ドンズα。

ここまでのTA最速は長年のライバル【愛】獣神亭一門。TAラウンドとはいえ、この対決をファンは待ちわびたことだろう。

これまで冥黒の女王で6戦全勝、最速タイムを保持する壁ドンズ。

ここで編成してきたのが獣神化武田信玄

正直これを見たとき、ただの練習不足。cyu_yan選手への当てつけかと思った。しかし、この武田信玄が非常に良い働きをした。

まず砲撃型の強力な貫通ホーミングに爆発を持ち、火力は申し分ない。今回は打たなかったが、16ターンで打てる弱点露出SSも強力だ。気になるのはスピード、果たしてスピード200の信玄が2手目のカッチンを処理することはできるのだろうか。結論から言えば出来た。しかも中ボス下に入るドンピシャの位置に止まるのだ。仙台の記事を読んだ方なら「スピード300のメタトロンがぴったりだったのに、なぜスピード200の信玄で届くのか」とお思いになるかと思うが、信玄は砲撃型、メタトロンはパワー型なので減速率が違う。普段、本家モンストだとあまり気にしない減速率だが、スタジアムで使うとここまで影響が出るのだ。改めてパワー型の減速率の大きさを知る機会となった。その信玄がボス削りの起点となり安定した火力を出して各バトルを突破している。

バトル4で難しい位置からの雑魚処理をpkrn選手が難しいルートで突破。おそらく、初手から考えて信玄がここに止まることは想定内、ステージ移動時にメンバー間で何かを確認しているので練習通りなのだろう。しかしこれをほぼノータイムで打ち出す、さすがプロと言えるショットを見せた。

16手でフィニッシュした今池壁ドンズαは2:59.885、ついに3分を切る最速タイムで大阪大会TA1位を獲得。完全優勝に向けまずは大事なTAラウンドをものにした。

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※この複雑な角度をノータイムで放つ圧巻のショット。さすがは王者今池壁ドンズα

 

ベスト8はファン待望の超絶クエス

果たしてプロチームは人気クエストでどんな戦いを繰り広げるのか

 

以上、タイムアタックラウンド編でした。

自分的にはクエスト毎ではなく、ラウンド毎で書いた方が描きやすいかなと思うので、読んでいる方の意見もいただけると嬉しいです。

それでは次回大阪会場「ベスト8」でお会いしましょう

隹ナムでした


【第3戦 大阪会場】モンスターストライク プロフェッショナルズ2018 トーナメントツアー