【福岡】タイムアタックラウンド
こんにちは隹ナムです。
12月8日に開催された福岡会場を考察していこうと思います。
それでは今回は「タイムアタックラウンド」編です。
タイムアタック「京紫の甘味娘」
ツアー後半戦に突入した福岡は懐かしの「京紫の甘味娘」でスタート。
ランキング8位らぶましーんから始まったタイムアタックは、後続チームが次々にタイムを塗り替える熱い展開が続く。
いつものことながら、下位4チームは映像が残らないので考察は割愛。今回は現地観覧していらっしゃった方にご協力頂き、全チームのTA編成を送っていただきました。
YUKKOさん、聖依さんご協力ありがとうございました!!
5位アラブルズ :金太郎、刹那、テキーラ、弁財天
6位練習不足。 :ジェーン、弁財天、刹那、利家&まつ
7位はなっぷ :金太郎、クリスタル、刹那、弁財天
8位らぶましーん:オセロー、刹那、テキーラ、弁財天
この後の上位陣も含め、全チーム刹那を編成。一撃とはいかないが、放電を使っての雑魚処理が優秀で、特に配置の複雑なバトル3で非常に大きな戦力となっている。
前戦大阪で初優勝を遂げたアラブルズだが、例によって映像の残らないTA5位、徹底した秘密主義である。
仙台で準優勝したものの、イマイチ波に乗り切れない練習不足。後半戦で巻き返したいが、TA順位はやや辛い滑り出し。
地元はなっぷは7位発進。非常に辛い出だしだが、これが後に波乱を起こす。
ランキング8位でポイント的にも後が無いらぶましーんだが、福岡でも厳しい立ち上がりとなった。
それでは上位4チームの結果を見ていこう。
TA4位 【愛】獣神亭一門
大阪でツアー1勝目を挙げ、調子を取り戻してきた獣神亭。
編成ではセカンドに松田松蔭をピック。バトル1をしっかり1手で突破し、バトル2。
3手目、友情コンボを使って突破したいところだったが、不運にも敵ターンで吸われた利家&まつと松蔭が重なってしまう。刹那で当たりに行くが、利家&まつの副友情コンボ爆発が先に発動してしまい。松蔭の友情コンボ威力を半減させてしまう。
想定よりも1手多くかかってしまった獣神亭だが、その後は順調にバトルを突破していく。バトル4で先にホミ吸を倒してしまったため、ジェーンの配置ができていなかったが、たっくす選手がカッチンを処理して、次のジェーンに道を開ける。残ったカッチンを使ってボス裏にハマりにいくウィズ。選手のスーパーショットでしっかりボスにダメージを与え、けーどら選手もうまくジェーンに続きボス裏へ入ってフィニッシュ。
4番手に登場した獣神亭は、それまで出ていた練習不足。のタイムを上回り暫定1位を獲得。自分たちがプロになったクエストでファンの期待に応えるプレイを見せた。
▲ミスすればTA下位に沈む大事なショット。ウィズ。選手が綺麗に決めた。
TA3位 4Sleepers
大阪でプロ初勝利、そして準優勝を挙げた4Sleepers。勢いそのままに福岡で優勝を狙う。
序盤から綺麗な手順でクエストを進める4Sleepers。刹那・カマエルと貫通キャラを2体編成しているが、貫通制限に邪魔されることなく上手く立ち回っていく。
バトル4、弁財天が雑魚を処理しながらホミ吸と壁の間に綺麗にハマる。打ったモモ選手もインタビューで答えているが、決して狙ったショットではない。おそらくチームとしては、その後のジェーンを配置したかったのではないだろうか。しかし、この偶然が功を奏し9手でバトル4を突破。12手目、弱点を引いた弁財天がSSを放つが、少し抜けてしまいダメージは半分まで。ここは見た目以上に隙間が広いため、なかなか安定したダメージを出すのは難しい。最後は左弱点を引いたジェーンの乱打SSでフィニッシュ。おそらく最終的な手数は8手目の偶然がなくても変わらないだろう。しかし、先に弁財天でボスのHPを大幅に削ったことで、フィニッシュまでの余裕が生まれた。
運も味方につけ、大阪で後一歩届かなかった頂点を掴みにいく。
▲まさにミラクルショット!大阪の勢いそのままに4Sleepersに追い風が吹く
TA2位 GV
この福岡の結果にツアーファイナル確定が掛かったGV。
持ち前の打ち出しの速さと安定した立ち回り、4手目にはとし選手の利家&まつが騎士の下側でマッチし早止まり。先にアタックした4Sleepersのタイムを上回っていく。
9手目でジェーンを配置し13手フィニッシュを射程圏内に収める。おっとっと選手のこの配置も見事だが、その後のケイゴ選手の弁財天がスーパーショット。5反射して左の隙間から中ボスの足元弱点へ入っていく。このスーパーショットで中ボスを倒し切りチームを盛り上げる。その後13手目でしっかりマッチを決め、ボスを削りきったGVは1分台をマークし、暫定一位を獲得。4戦連続TA上位を獲得したGVがツアーファイナルへ向け確実に前へ進む。
▲スーパーショットで沸く・・・思ったほど沸いていないが、寡黙なチームGVとしてはかなり盛り上がっている方だろう。
TA1位 今池壁ドンズα
最後にアタックしランキング1位今池壁ドンズα。ほぼツアーファイナル進出を決めているとはいえ、当確は今回の結果次第。
編成は暫定1位のGVとほぼ同じ。違うのはセカンドのムーだ。おそらくスピードが遅いパワー型のムーで止まりの速さを生かしたい考えだろう。その代わり、ミスへの許容度という点では弁財天に劣るため、正確な立ち回りが要求される。
そんな心配を他所に、序盤から順調に進んでいく壁ドンズ。9手目でジェーンを配置し、GVと同じ13手フィニッシュの流れに乗せる。バトル5開始時、3箇所ある弱点はジェーンの目の前に灯り、放たれるショットガンが道明寺あんこの弱点に吸い込まれ、HPを半分削る。弱点がランダムで運が絡む以上、この友情での削りは計算外だろう。しかしここで大きく削ることでクリアタイムを早め、最後のジェーンのショットを楽にしている。12手目の利家&まつでジェーンを少し上にずらしてしまっているので、ラストショットで削りきれないことや、イレバンの可能性も0ではない。上手さはもちろん運もしっかり味方につけている。アタック後「京紫の甘味娘は俺たちの庭です」と語った壁ドンズ。言葉通り、自分たちの十八番で圧倒的な速さを見せTA1位を獲得した。
▲亜人キラーELの載ったジェーンのショットガンが、道明寺あんこに襲いかかる。
ベスト8は「赤刃の鬼将」「炎撃の凶弾」
どちらもピック先攻が絶対有利とはいえず、TA上位といえど気が抜けないクエストとなっている。
ツアーファイナルに向け各チームポイント条件も加味して対戦相手を決めていく。果たしてどんなドラマが待っているのか。トーナメント表の選択場所・順番にも注目したい。
以上、タイムアタックラウンド編でした。
それでは次回福岡会場「ベスト8」でお会いしましょう
隹ナムでした