MONGRA FAN

モンストスタジアムの大会考察ブログです

サクッと楽しむモンストプロツアー

こんにちは隹ナムです。

 待ちに待ったモンストプロツアー開幕!!今年も全国各地で熱戦が繰り広げられるでしょう。今年はどんなドラマが待っているのか。王者の連覇か、新世代の台頭か、昨年の雪辱を晴らすのか。今から期待が膨らみます。

そんな楽しみなプロツアー開幕まであと1週間!!いろんな人が楽しめるように、いつやるの?誰が出るの?などなどサクッとまとめていこうと思います。

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いつどこでやるの?

開催期間は2019年11月9日から2020年2月29日まで

 

第1戦 東京   2019/11/09(土)青海展示棟

第2戦 東京   2019/11/10(日)青海展示棟

第3戦 幕張   2019/11/23(土)幕張メッセ

第4戦 大阪   2019/12/07(土)COOL JAPAN PARK OSAKA

第5戦 仙台   2020/01/18(土)会場未発表

第6戦 福岡   2020/02/01(土)会場未発表

第7戦 名古屋  2020/02/15(土)会場未発表

ツアーファイナル 2020/02/29(土)会場未発表(東京) 

※2019.11.2時点5戦目以降は会場未発表

 

参加チームは東京から福岡までの6戦の内4戦に出場、第7戦名古屋では12チームが集結し上位4チームが進出するツアーファイナルを目指します。

昨年の5戦+ファイナルから2戦増え開催期間も長期間になりました。

 

誰が出るの?M4?ナウしろ?

プロツアーにはプロライセンスを所持するチームが出場します。XFLAG PARKの獣神戦のように中の人やYouTuberが出るものではなく、モンストGPの予選や本戦を勝ち抜きプロライセンスを獲得したプレイヤーが参戦します。

出場チームは

今池壁ドンズα

【華】獣神亭一門

はなっぷ

4Sleepers

GV

らぶましーん

練習不足。

アラブルズ

Cats

Alice With Ace

どんどんススムンガ

ろくまる◢⁴

の12チームです。

 

フラパでやってるモンストGPと何が違うの?

春から夏にかけて行われる「モンストGP」はプロアマ問わず出場する事ができ、負けたら終わりのトーナメント方式です。

「モンストプロツアー」は各会場ごとに優勝を争いますが、会場毎の順位によって各チームにツアーポイントが付与されます。このツアーポイントの合計で最終的な順位を争います。第7戦終了時点でポイントランキング上位4チームがツアーファイナルでプロNo.1を争います。各会場の勝敗だけでなくポイントランキングの推移もプロツアーを楽しむポイントです。

 

YouTubeで配信とかあるの?

現在、公表はされていませんがYouTube等で配信があると思います。 

 

現地観覧って有料?無料席は?

全席有料のようです。

昨年は有料席・無料席・当日立ち見席がありましたが、今年は有料席のみのようです。 

 

現地観覧って一人で大丈夫?配信と何が違うの?

 周りはモンスト・モンストスタジアムが好きな人でいっぱいです。お一人でも十分楽しめます。配信では実況・解説・ゲーム音を入れるために抑えられている会場の音ですが、会場では実況・解説が聞こえないくらい大きな声援に包まれています。ぜひ配信では味わえない熱気を感じてください。

 

モンストスタジアムをやってないけど楽しめる?

基本的な動きや操作はモンストと同じなので楽しめます。スタジアムはクリアタイムを競うゲームです。ピックや立ち回りなどモンストには馴染みのない用語もありますがまずは「タイムを競う競技」である事がわかれば大丈夫です。

 

 キャラクターはどこまで使えるの?デクワンパンゲーでしょ?

モンストスタジアムは本家モンストよりも少しアップデートが遅れます。現在のアップデートで使えるキャラクターは2019年7月末時点(サタンα・テキーラα・ノンノα獣神化)に実装されたキャラクターとなっています。コラボキャラクターや一部の期間限定キャラクターは実装されていない為、残念ながらデクゲーにはなりません。

 

でもキャラクターを使うのにガチャ引くから札束で殴り合うゲームでしょ?

モンストスタジアムは完全無課金のゲームアプリです。

予め使用可能なキャラクターがレベルMAX・タスカン状態で揃っています。

むしろ札束でどうにかできるならしたい位、公平健全なアプリです。課金要素がなさすぎて運営が心配になります。

 

 誰が出るとかチームとか知らないんだけど・・・

モンストのプロは各地方予選を勝ち抜いてプロライセンスを獲得しています。自分の住んでいる地域出たチームを応援してみてはいかがでしょうか。

また、選手も面白い人・真面目な人・寡黙な人・強面な人・炎上する人・youtuberなど他タイトルと比べると、おおよそゲームのプロとは思えないバラエティに富んだ個性的な人がたくさんいます。お気に入りの選手を見つけるとより観戦が面白くなると思います。

 

というわけで次回は「勝手にチーム紹介」という事でプロツアーに参加する各チームの紹介をしていこうと思います。

 

それでは次回「勝手にチーム紹介」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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モンストGP 2019決勝大会まとめ

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返り記事になります。

内容はかなり薄いので備忘録くらいでサクッとお読みください。

 

furutori-namu.hatenablog.com

 

 

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【GP2019】決勝

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返っていこうと思います。

今回は14日に行われた「決勝トーナメント決勝」です。

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決勝 どんどんススムンガ vs Cats

 

焔旗の獣人姫

勝戦第1 試合ソロモンをピックしたのは先攻のCats。どんどんススムンガも瑠璃・刹那をピックしこれまでの焔旗の獣人姫と変わりない流れでピックが進む。7ピック目Catsの太公望の後、会場は困惑に包まれる。どんどんススムンガが自信に満ちた表情で選んだ8ピック目はこゆき。内部弱点が特徴のこのステージで反射タイプの直殴りキャラクターは非常に珍しい。このこゆきがモンストGP2019を象徴するキャラクターになる。

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バトル開始直後、早々にバトル1を抜けていくCatsに対してこゆきをleadに据えたどんどんススムンガはかなり時間をかけてこゆきを打ち出す。どのチームも1手でバトル1を抜けていく中、バトル2を2手抜け。こゆきを画面上中央に配置してバトルを進めていく。バトル3、再びこゆきのターン。進化前ハクビが3体出てくる場面で小さな隙間にこゆきが挟まり1手でバトル3を抜けていく。会場が盛り上がり、誰もが「この為のこゆき編成」だと思った。しかしこゆきの活躍はこれだけでは無かった。9手目、ボス1ゲージ目で3回目のこゆきのターン。弱点真横に配置されているこゆき、しかし内部弱点の為弱点マッチは不可能。そこを頂点マッチで飛ばしにかかるどんどんススムンガ、一撃で倒されるハクビに会場が湧くが、さらなる驚きはこの後。バトル6に現れたハクビのHPはわずか1割。下馬評ではソロモン有利と言われていた焔旗の獣人姫で、どんどんススムンガが完璧なソロモン返しを披露した。

 

緑剣の支配者

衝撃的な1戦目を終え、どんどんススムンガがこのまま連取で栄光を勝ち取るのか。Catsが巻き返すのか。

どんどんススムンガは緑剣の支配者初出し。Catsはベスト8と同様にアグナムートを編成してきた。

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試合は一進一退の大接戦。一時30秒の差が出来たが、同時にボスin。おりがみ選手の雑魚処理からanchorごーず選手が放つネムのSSが炸裂。ボスHPの9割を削り大きくリードを拡げた。追うCatsも19手目の小野小町で大ダメージを与えるが、一歩届かず。

 

どんどんススムンガが2連勝でアジアの頂点に輝いた。

 

 

以上、モンストGP2019決勝大会決勝トーナメント決勝でした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

隹ナムでした。

 

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【GP2019】準決勝

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返っていこうと思います。

今回は14日に行われた「決勝トーナメント準決勝」です。

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準決勝第1試合 アラブルズ vs どんどんススムンガ

 

機甲の蒼将

これまで何度も見てきた機甲の蒼将。見慣れたキャラクターピックでアラブルズ13手・どんどんススムンガ12手フィニッシュの編成。

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バトル開始早々アラブルズはバトル1のムシャランを片残ししてしまう。リカバリーしながらバトル1を突破するも、5手目でムシャランの間にハマれず窮地に。その後流れが取り戻せず、12手を完璧に決めたどんどんススムンガが決勝へ王手をかけた。

 

光腕の巨神

先攻のどんどんススムンガがピックしたのはLMBと同じトリスタン。後攻アラブルズは従来通りのリゲル・ピノキオ編成。どんどんススムンガは最後にオルタナティブドラゴンをピック。会場は驚きと笑いに包まれた。

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一言で言えばアラブルズが魔のブロック地帯で焼けた。以上!!これ以上言いようのない結果である。

個人的にはトリスタンの活躍が見たかっただけにDOWNという結果は非常に残念だ。どんどんススムンガが2連勝で決勝への切符を手にした。

 

準決勝第1試合 Cats vs ろくまる◢⁴

 

機甲の蒼将

後攻を選択したCatsはTAから編成を変えてきた。対するろくまる◢⁴はTAと同じ「安い」パーティーで挑む。

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大舞台の緊張からか、1勝してから気が緩んだか、お互いに序盤でミスが発生。想定通りの動きからズレてしまう。ここからCatsは上手く立て直しマモン・ベディヴィアのSSを使って中ボス・ボスを大きく削る。ろくまる◢⁴も立て直しにかかるが、パーティーの安さが仇となり大きな差ができてしまう。最後は20手と時間が掛かってしまったがCatsが大幅リードのままフィニッシュ。1戦目はCatsがモノにした。

 

光腕の巨神

Cats対ろくまる◢⁴の光腕の巨神。お互いに9手を狙った形。

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こちらも一言で言えば魔のブロック地帯。1手目ゲージミスで万事休すだったろくまる◢⁴だが、先行していたCatsがバトル3でキャノンベースを3回しか踏めずDOWN。ろくまる◢⁴が九死に一生を得て蛍夜の夏少女望みをつないだ。

 

蛍夜の夏少女

決勝に向けた最後の1戦。ろくまる◢⁴は先攻ガーネットを崩す事ができるのか。

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お互いきっちり序盤を切り抜ける中、先行したのはバトル3を1手で抜けたろくまる◢⁴。しかし1手抜けの際に上中央のムーを触っておりボス配置が崩れてしまう。先行したろくまる◢⁴だったがMSを持たないキャラクターが多くその後の展開に苦戦。バトル5で地雷ダメージが大きく最終的にDOWN。Catsが準決勝をものにした。

 

モンストGP2019アジアチャンピオンシップ決勝戦は、共に幕張初出場のどんどんススムンガvsCats

 

2019年の王者に輝くのはどちらか。

 

以上、モンストGP2019決勝大会決勝トーナメント準決勝でした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

それでは次回「決勝トーナメント決勝」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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【GP2019】ベスト8

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返っていこうと思います。

今回は14日に行われた「決勝トーナメントベスト8」です。

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ベスト8第1試合 AliceWithAce vs アラブルズ

ベスト8第1試合は関西代表対決。

 

蛍夜の夏少女

関西予選では使用されなかったステージなのでお互いに初出し。先攻AliceWithAceはフィニッシャーのガーネットではなく天叢雲を選択。ドラゴンキラーELが強力なキャラクターとはいえ1ピック目で選ばれるのは珍しい。後攻のアラブルズは関東予選でLMBがみせた貫通3体の編成を持ってきた。

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バトル1は同じ動きで突破。続くバトル2でAliceWithAceは天叢雲を使って1手抜け。ファーストピックで選んだキャラクターでアラブルズからリードを得る。順調に見えたがお互いバトル3で歯車が狂う。先行するAliceWithAceはルーで真ん中上配置の金太郎を触ってしまう。金太郎がフィニッシャーならばひたすら上配置のはずだが、迷いなく打ち出したので何か策があるのだろうか。後を追うアラブルズもハーレーが右の中ボス配置ではなく真ん中まで戻ってきてしまった。先にバトル5に突入したアラブルズは中央からボス弱点に入るスーパーショット。リーダーKEVIN選手が自らのミスを帳消しにし勝利を手繰り寄せる。ガーネットの配置も出来ており、SSでクリアかと思われたがガーネットの機嫌が悪く削りきれない。それでもボスまでに開いたギャップを使い16手目でフィニッシュ。関西対決まずはアラブルズが1勝。

 

焔旗の獣人姫

 不動のエースソロモンに対してアラブルズのピックは関西予選でも猛威を振るった進化カマエル。AliceWithAceがソロモンの有利を活かせるか、アラブルズがこのまま準決勝進出を決めるのか。

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 順調な滑り出しの両チーム、AliceWithAceはバトル31手抜けを狙うが僅かに中ボスのHPが残ってしまう。ここで手番がズレ、ソロモンのターンでバトル4突入。その後は順調に進むが、アラブルズこの1手が響きアラブルズに追いつけず、ベスト8敗退となった。

ベスト8敗退となったAliceWithAceだが、TA2位・トーナメント表の組み合わせからプロライセンスを獲得。今後プロツアーでの活躍に期待したい。

 

ベスト8第2試合 どんどんススムンガ vs 早撃ち0.3秒

ベスト8第2試合は、どんどんススムンガ対優勝候補LMBを倒してベスト8に進んだ早撃ち0.3秒。勝った方がプロライセンスを獲得できる。

 

蛍夜の夏少女

 

先攻どんどんススムンガのファーストピックはやはり強力なガーネット。早撃ち0.3秒は闇属性キラーMが強力な宮本武蔵・フィニッシャーには高攻撃力のムーをピックしている。

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バトル2を2手で抜けた早撃ち0.3秒が先行。しかし7手目で中ボスが倒しきれずに流れが悪くなってしまう。おそらく6手目イゾルデのSSで宮本武蔵を触らない、もしくは左にズラすはずだったのではないだろうか。ここで手番がズレた早撃ち0.3秒はバトル4を突破するものの、バトル5で地雷を踏み過ぎてしまいDOWN。どんどんススムンガがプロへの切符に一歩近付いた。

 

焔旗の獣人姫

 

王手をかけたどんどんススムンガが先攻ソロモンを活かせるか。早撃ち0.3秒がソロモン返しを為すのか。

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試合は一進一退の攻防でほぼ両チーム同時にボスin。どんどんススムンガがバトル5でワープに遊ばれて1手遅れる。先行した早撃ち0.3秒が13手目トリトンの号令SSで勝負をかけるが当たりが悪く僅かにHPが残ってしまう。それでもHPの差は大きくこのまま早撃ち0.3秒が勝つかと思われたが、どんどんススムンガが左下に配置した曹丕・ソロモンの友情が斜めに並んだハクビに刺さり一気にボスのHPを削っていく。ほぼ同時にフィニッシュした両者。画面表示はどんどんススムンガの勝利。なかなかタイム表示が出ない中、祈るような両チーム。表示されたタイムは僅かに100分の2秒差。関東予選の同タイムを思わせる大接戦でどんどんススムンガが2連勝で準決勝進出そしてプロへの切符を手にした。
 

ベスト8第3試合 Cats vs 邊緣肥宅

第3試合はTA1位ノリに乗っているCats対台湾代表邊緣肥宅

 

蛍夜の夏少女

先攻ガーネットのCatsに対し宮本武蔵・ナポレオンをピックし、LMBやアラブルズと似た貫通3体編成の邊緣肥宅。

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序盤同時に進む両チームだったが、邊緣肥宅は中央配置しなくてはいけない宮本武蔵が4手目で中央にズラす事が出来ず、バトル3で飛んでしまう。このズレでバトル4の中ボスが倒しきれず、手番が崩れて足止めを食らってしまう。Catsは順調に進みバトル4突破時に3体を中央に寄せる珍しい配置で会場を沸かせる。バトル6でガーネットとアンバーが素晴らしい動きを見せ1戦目をものにした。

 

焔旗の獣人姫

Catsは先攻ソロモンに刹那・瑠璃・曹丕をピックし協力な編成。邊緣肥宅はトリトン太公望とキラーの強力なキャラクターをピックしてきた。

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2戦目はどちらも譲らずほぼ同時にボスin。Catsの7手目でソロモンが触れられず流れが悪くなってしまう。邊緣肥宅がその隙にバトル6を2手抜け。2手分のリードを活かしてフィニッシュ。先攻ソロモンを返し3戦目へ望みをつなげた。

 

緑剣の支配者

 オーソドックスなピックかと思いきや、Catsの4ピック目はロボットキラーMを持つアグナムートを選択。 

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バトル4で邊緣肥宅が中ボス処理に苦戦。その後も流れがつかめずCatsに詰め寄れず。Catsは配置したアグナムートを使い順調にバトルをクリア。大きく差をつけてフィニッシュ。準決勝に駒を進めた。惜しくも敗れた邊緣肥宅だがソロモン返しで会場を沸かせた。台妹愛港彈と共に繁体字版のレベルの高さを見せてくれた。

 

ベスト8第4試合 ろくまる◢⁴ vs とろけるフレンチトースト

第4試合もプロライセンスをかけた闘い。 

 

蛍夜の夏少女

先攻のろくまる◢⁴はガーネットに加えヒメジ・ウルズという独特のピックで勝負。

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序盤から飛ばすとろけるフレンチトースト。バトル2・3をパーフェクトで突破しろくまる◢⁴を大きく引き離す。序盤で稼いだリードを使いバトル4でキャラクターを配置。その間にろくまる◢⁴が追い上げボスinは1手差。同時に放ったフィニッシュは僅かにろくまる◢⁴が速くボスを削りきった。表示されたタイム差は0.116秒。またも1秒を切る接戦に会場が大きく湧いた。

 

焔旗の獣人姫

最早お約束の先攻ソロモン。しかしベスト8でソロモン返しが2回起きているため油断は出来ない。

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両者一歩も譲らない展開だが、ろくまる◢⁴がバトル4を1手抜け。ここで築いた差が大きくそのままバトル6まで先行。ベスト8の最速タイムで準決勝進出とプロライセンスを勝ち取った。 

 

準決勝の対戦カードはアラブルズvsどんどんススムンガ、Cats vsろくまる◢⁴

 

以上、モンストGP2019決勝大会決勝トーナメントベスト8でした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

それでは次回「決勝トーナメント準決勝」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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【GP2019】1回戦

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返っていこうと思います。

今回は14日に行われた「決勝トーナメント1回戦」です。

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1回戦第1試合 早撃ち0.3秒vs LMBulldozer

 前日に行われたタイムアタックラウンド下位4チームによる1回戦。1組目は早撃ち0.3秒と優勝予想ミッションで得票率トップのLMBulldozer。

 

光腕の巨神

TA上位でピックの先攻・後攻選択権を持つ早撃ち0.3秒は後攻を選択。先攻リゲルを選択する事の多い光腕の巨神でどのようなピックを見せるのか。

先攻リゲルの予想に反してLMBは定石を外し反射タイプのトリスタンを選択して会場を沸かせる。鉱物キラーELを持つトリスタンだが、内部弱点が特徴の光腕の巨神でどのような立ち回りを見せるのか。早撃ち0.3秒はリゲル・ピノキオαをピックし関東予選で人気だったリゲルフィニッシュの9手編成。対するLMBも残り3体は貫通キャラクターを選択し、如意棒をleadに置いた9手編成。反射のトリスタンはthirdに配置されており、どのような立ち回りをするのか注目が集まる。

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バトル1はお互い似た動きで2手抜け。突破タイムはほぼ互角。バトル2を一筆で処理した早撃ち0.3秒に対し、LMBはここでthirdのトリスタンを右下に配置。中ボス処理でタイム短縮を計る。注目のバトル3、早撃ち0.3秒は3手で突破。よく焼け死ぬことで有名なキャノンベースもクリアしバトルを先行していく。LMBもバトル3を2手で突破し早撃ち0.3秒に追いつくかと思われたが画面の表示はDOWN。撃った本人もチームメイトも一瞬状況が飲み込めていない表情だが、紫式部のゲージが決まっておらず、光属性キラーが発動していない為、ウラヌスのHPが残ってしまった。

そのまま突破していれば、中ボスでの時間短縮で逆転が見えていただけに悔しいミスとなった。

 

緑剣の支配者

 2戦目の緑剣の支配者では両チームラウドラ・リボンという予選では見なかったキャラクターをピック。それぞれをどのように活かしていくのか楽しみな対戦となった。

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 序盤を順調に進む両チームだが、LMBが3手目で2体いるエンフィールドの上1体を残す。この1体残しによってアグナムートXがanchorの射線上に配置されるので簡単に味方に触って曹操がパワーアップ、削り残す事無くギガマンティスを処理する。また、残したエンフィールドがガードになり、曹操が通常より下側に停止。「サクッとわかる緑剣の支配者」でもご紹介したマゼランやベイドン山と同じようにステージ移動時に飛ぶ事無く、中央に留まりこの後の動きを有利にしていく。

先行する早撃ち0.3秒だったが13手目で僅かに中ボスを削り残してしまう。その隙にLMBが逆転し最終バトルに突入。ムシャランを処理しボスへ攻撃するが反射2体がうまく弱点を捉える事が出来ない。リボンのSSを撃つが追いついた早撃ち0.3秒のカマエルが僅かに速く逆転のフィニッシュ。

接戦をものにしたのは早撃ち0.3秒。前日からの悪い流れが断ち切れ無かったか。優勝候補LMBulldozerがまさかの初戦敗退となった。

 

1回戦第2試合 台妹愛港彈vsとろけるフレンチトースト

第2試合は香港代表 台妹愛港彈対中部代表とろけるフレンチトースト。前日のTA8位のとろけるフレンチトーストだが中部予選ではTA7位から今池壁ドンズα、次世代BOXを倒して幕張の切符を手にしている。幕張でも後攻からの巻き返しに期待したい。

 

光腕の巨神 

 先攻台妹愛港彈はローゼンクロイツをはじめアンチダメージウォール持ちのキャラクターを4体編成し安全策を取る。とろけるフレンチトーストはリゲル・ピノキオαを使った9手編成を選択した。

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試合は台妹愛港彈先行で始まるがとろけるフレンチトーストは手数の少なさを活かして落ち着いた立ち上がりを見せる。バトル2で台妹愛港彈が魔導師処理に手間取った事でとろけるフレンチトーストに流れが傾く。鬼門のバトル3でしっかりピノキオαが仕事をし、DOWNすることなく突破。そのままのミスすることなく1戦目をものにした。

 

緑剣の支配者

2戦目緑剣の支配者はお互いオーソドックスなピック。後が無い台妹愛港彈はこの1戦をものにしたいところだ。

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お互いに綺麗な立ち回りでバトル3を突破。ここで先行する台妹愛港彈がバトル4を2手で突破。7手目のカマエルが非常に綺麗なルートを描き中ボスを1手で倒しきった。その後も難しいムシャラン3体処理を反射の武田信玄で決める。とろけるフレンチトーストはバトル4の中ボス処理で期間がかかり大きく遅れをとってしまった。中盤で大きく相手を引き離した台妹愛港彈がリードを保ったままフィニッシュ。1:1のイーブンに勝負を戻し、3戦目機甲の蒼将に望みを繋いだ。

 

機甲の蒼将

 この1戦を勝ち取ったチームがベスト8進出。両者前日のTAでは想定通りとはいかなかったが上位陣に迫る立ち回りを見せておりどちらが勝ってもおかしくない。

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先行はとろけるフレンチトースト。ほぼ同じ動きで台妹愛港彈も追いかけその差はわずか。8手目でお互い中ボスへの下配置にミスが出る。こうなるとクリアまでの道のりが非常に長くなってしまう機甲の蒼将。お互いバトル3を突破するが配置はバラバラ。中ボスをどのように倒すかが鍵となる、台妹愛港彈が先にスーパーショットを決める。バトル4初手の柴田勝家が中ボス右横から中ボス下にハマってワンパン。チームの一気に逆転する。とろけるフレンチトーストも雑魚処理が終わった14手目。左下のベルフェゴールが山なりの軌道でボス下へ入りこちらもワンパン。お互いにここぞという場面でモンスト力を発揮した。最終バトル5突入はほぼ同時。ハーレー・ベディヴィアのSSで勝負をかける台妹愛港彈と、崩れながらもボス配置が出来ているとろけるフレンチトースト。お互いSSを放ちフィニッシュまで持っていくが先に削りきったのはとろけるフレンチトースト。台妹愛港彈もクリアし表示されたタイム差は1秒未満の大接戦。とろけるフレンチトーストがスーパーショットの応酬を制した。

惜しくも敗れた台妹愛港彈だが素晴らしいプレイの連続だった。モンスト力は日本のチームと遜色ない実力。次回の出場が楽しみなチームだ。


1回戦を制したのは早撃ち0.3秒ととろけるフレンチトースト。ベスト8でプロライセンス取得にも大きく関わる大事な1戦。今年のプロライセンス獲得はどのチームか。

 

以上、モンストGP2019決勝大会決勝トーナメント1回戦でした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

それでは次回「決勝トーナメントベスト8」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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【GP2019】タイムアタックラウンド

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会を解説していこうと思います。

今回は13日に行われた「タイムアタックラウンド」です。

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幕張のタイムアタックラウンドは地方予選とは違い、バトルラウンド進出チームを決めるものではありません。使用ステージも地方予選では異なる2ステージの合計タイムで競いましたが、幕張決勝TAでは「機甲の蒼将」1ステージでの勝負となります。TA敗退というボーダーが無い為、各チームかなり攻めた編成も可能です。

このタイムアタックの順位によって翌日バトルラウンドの「トーナメント選択順」「ピックの先攻後攻選択権」が決まるためTAの順位は非常に重要になります。また、プロライセンス獲得を目指す7チームは上位通過・トーナメント表次第でTA終了時点でのプロライセンスが確定することもあり、上位突破がさらに重要な意味を持つことになります。。

 

 厳正なくじ引きで選ばれたアタック順、ファーストアタックは中部の雄、どんどんススムンガ。待ち焦がれた幕張の地で後続にプレッシャーをかけられるか。

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 編成はthirdに中ボス処理のデスアーク、anchorにフィニッシャーのベディヴィアを配置した12手編成。落ち着いた打ち出しで確実に序盤を突破していくどんどんススムンガ。7手目でデスアークを中ボス配置。地方予選では配置と共にホミ吸を倒すことが多かったが、どんどんススムンガはここでホミ吸を両方ともミリ残し。ミスにも見えるが確実に弱点を捉えておりこれは想定内、続く8手目でホミ吸を利用してベディヴィアをボス配置。フィニッシュに向け盤石の態勢を整える。

想定どおりに騎士・中ボスを処理し、ラストゲージへ。anchorのごーず選手が落ち着いてベディヴィアのSSを決め綺麗に12手でフィニッシュ。いきなり2分を切る好タイムを叩き出し、後続にプレッシャーを掛けることに成功する。

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※ベディヴィアのSSをしっかり決めて2分切り。後続にプレッシャーをかける。 

 

好タイム発進に続くのは関西のプロチームアラブルズ。お守りのシロイノやグッジョブ禁止バッジをワイプに映して余裕たっぷりの表情。プロツアーでは落ちないTAが苦手なアラブルズだったが、果たして1年ぶりの幕張の舞台はどうなるのか。

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編成はフィニッシャーガッチェスをリードに置いた13手編成。プロツアーから撃ち出しの速さに定評のあるアラブルズは手数よりも撃ち出し勝負。初手みんと選手の撃ち出したガッチェスは逆V字でムシャランに吸い込まれるが僅かに片残し。しかしここは想定内の動きで続くKEVIN選手がバリアと残ったムシャランを処理していく。その後順調に進むアラブルズだが9手目ガッチェスのボス配置がやや上に止まる。10手目のベルフェゴールで下げたいところだが、逆に上いっぱいまで上がってしまう。浮かない表情のleadみんと選手だが周りが鼓舞。チームの雰囲気を戻していく。綺麗に13手目まで来たがガッチェスの配置がズレている為、ワンパンならず。しかし、定位置からのベルフェゴールがしっかりとボス上から弱点まで届くリカバリー。騎士処理からの固定位置とはいえ、見た目よりも難しいルートを決める。リーダーの一打でピンチを脱し、大きく崩れることなくTAを終えた。 

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 ※削り残しにも動じない。リーダーの1打でしっかりリカバリー。 

 

3組目、緑のユニフォームは台湾代表邊緣肥宅。カタカナで「キモオタ」と入っていて親近感が湧くチームロゴが特徴。そして驚異のメガネ率100%。台湾の代表として台湾の希望を持ってやってきたと語る。

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 フィニッシャーはハーレー。13手フィニッシュを想定した編成となっている。ハーレーをリードに置くと、初手の逆V字で処理するムシャランが残りやすいがリーダーlog選手がしっかり狙ってここを突破。撃ち出しは決して速いとは言えないが落ち着いて各手番の役割をこなしていく。難しい中ボス配置の横カン、ハーレーのボス配置を決めガッツポーズ。完璧な配置のハーレーはボス弱点真横から想定通り13手目のSSでフィニッシュ。2分切りとは行かなかったが、2分前半は十分に速いタイム。バトルラウンドが楽しみになるプレイを見せてくれた。

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※ハーレーの綺麗な配置を見せ、思わずガッツポーズ。 

 

自分たちのプレイで楽しんでほしいと語ったのは関西代表Alice With Ace。secondにチンギスハンを編成し、会場を驚かせた。解説のタイガー桜井氏に「これはネムがプラズマ引っ張って『わ〜』ってやるやつかな〜」とズバリ言い当てられ「バラされた〜」という表情。

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 狙い通りにネムでプラズマを引っ張り左上バリア破壊とムシャランを1手で処理。これまでにない立ち回りで会場を沸かせバトル1を2手で突破。会場を沸かせた勢いそのままに次々にバトルを突破していく。バトル3でフィニッシャーガッチェスをボス配置。これまでの他チームの配置よりも右に止まったガッチェス。ボス出現時の飛び方に不安が残る位置だが、何回も練習してこの位置が定位置なのだろう。チームは勝利を確信したガッツポーズでバトルを進んでいく。中ボスまで綺麗に処理し、同じ11手でバトル4を抜けた暫定トップのどんどんススムンガに5秒の差をつけ、あとは12手目のフィニッシュのみ。出現したマティーニに弾かれたガッチェスは綺麗にボス横ワンパンの定位置へ。会場の大きな歓声と共にanchorふみすけ選手がガッチェスを弾いてフィニッシュ。SSを使用しない分、さらにどんどんススムンガとの差を広げ1:40秒台を叩き出し暫定トップに躍り出た。

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 ※飛んだガッチェスは弱点横の完璧配置。両手を挙げて会場の歓声に応える。 

 

緊張と共にめちゃくちゃワクワクしていると意気込みを語るのは、中部予選で超全一の今池壁ドンズα、Jr全一の次世代BOXを破って大番狂わせを演じたとろけるフレンチトースト。

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 これまでのチームとは違い中ボス処理のベディヴィアをsecondに編成。前4チームとは違った形の編成を取ってきた。1周目の立ち回りは変わらず、3手でバトル1を突破。2周目5手目のマモンが横カンで騎士配置。これは関東予選でCatsが12手を決めた立ち回り。順調に突破しバトル3の計測タイムは暫定トップのAWAより5秒近く速いタイム。ベディヴィアのSSを慎重に撃った分バトル4突破では遅れを取ったが十分に上位を狙えるタイムで最終バトル5に突入。完璧な配置に見えたガッチェスだが、僅かに弱点真横よりも下の位置。リーダーえむが放ったガッチェスは、弱点を捉えきれずにダメージ8割止まり。リカバーのマモンSSもワープに囚われて機能せずに15手フィニッシュ。2:21も地方予選で考えれば十分速いタイムではあるが、好タイムが期待できる流れだっただけに悔しい結果となった。

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AWAに続く好タイムかと思われたが、ガッチェスが僅かにずれてしまう。 

 

平成最後のGP予選を勝ち抜き、GP2019最初の幕張進出を決めた九州代表ろくまる◢⁴。吐きそうなほど緊張しているとは言いながら対戦台に座ると声を掛け合い笑顔を見せた。

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 表示された編成third「イモ男爵」に会場からは驚きと笑いが起こる。解説からは「パーティーが安い」と評され本人たちも爆笑。この”安い”編成でどんなタイムを出してくれるのか。余談だが、本戦数日前から対戦しましょう選手のツイッターアイコンがイモ男爵だったらしい。この編成を知っている人間は「まさかな・・・」と思っていたらしいが、そのまさかだった。

1手目で逆V字かと思われたガッチェスだが3つあるバリアを全て破壊。ステージ突破時のバリア撤退モーションをカットしてタイム短縮を計る。ゲージ無しのキャラクターを早撃ちし、タイムを詰めていくろくまる◢⁴。暫定1位AWAより1手多いにも関わらず、1秒速くバトル4を突破。しかし、ガッチェスの配置が直前にアタックしたTFT同様に弱点よりやや下。僅かに削り残してしまうがsecondに控えたベディヴィアのSSでフィニッシュ。地方予選序盤から中盤にかけて絶対のフィニッシャーだったベディヴィアをリカバーに使う大胆な編成で想定以上でも2分切りの好タイムをマーク。幕張の切符を手に入れてから一番時間があっただけに、完成度の高い立ち回りを披露した。

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 ※ベディヴィアをリカバリーに使う大胆な一手。

 

 獣神亭の百地編成やあーぼー選手とのYouTubeチャンネルなどで有名なふうや選手率いる早撃ち0.3秒。カンストリスト管理人ぱん選手も所属しており、モンストの方でも知名度が高くスタジアムファン以外からも期待が寄せられる。チームロゴのデザインがキルラキルっぽい。

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 編成はAWAと似たネムをlead置いてバトル1を2手抜けする形だが、ハーレーの神化とテキーラという非常に珍しいキャラクターを編成している。初手こそAWAと同じようにバトル1を2手抜けしたが、バトル2からは早撃ち流。5手目ぱん選手が薄い角度のハマりを決め、チームに勢いをつける。バトル3の中ボス配置もテキーラのツインバーティカルレーザーを使いながら、これまでにない軌道でホミ吸処理とハーレーの中ボス配置を同時にこなす。ベディヴィアの配置は完璧にボス弱点横に収まる位置。しかし、thirdのkt選手は浮かない表情。端末から手を離し祈るように画面を見つめる。確かに頂点で弾けやすいマモンSSだが、早撃ち0.3秒は地方予選でもこの配置を採っていてしっかりとボスをワンパンしている。祈るような仕草は地方予選でも見られたのでおそらくkt選手の癖だろう。しかし、その杞憂が現実となってしまう。上位を狙える通過タイムでバトル5に突入。11手目のベディヴィアSSでフィニッシュの場面。緊張からか、SSが発動していない事をリーダーふうや選手に指摘されるがしっかり修正。僅かにタイムロスしてフィニッシュかと思われたが7割まで削って弱点からベディヴィアが抜けてしまう。アンチワープ持ちがでベディヴィアしかいない状況ではその後の展開が厳しく結果は一周して15手フィニッシュ。上位陣が2分を切る中で非常に厳しいアタックとなった。

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 ※祈り虚しく弾けるベディヴィア。思わず崩れ落ちる。

 

 8組目は関東代表Cats。若いチームで決勝進出チーム紹介動画では全方位挑発弾を放っていたが、激戦の関東で負けなしで幕張進出・機甲12手を決めるなど実力は折紙付き。

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 編成は関東予選同様にガッチェスをanchorに置いた12手編成。自分たちは最初から最適編成だと言わんばかりに予選の立ち回りを磨いてきた。スタートからハイペースで進んでいくcats。バトル1バリア撤退モーションを入れても21秒台で3手抜け最速。異次元の速さを見せつけ会場を沸かせる。迷いなく撃ち出す配置は完璧。なんの不安もなくフィニッシュは1:41.714。唯一の40秒台後半で他を圧倒しているAWAにさらに5秒の差をつける圧倒的なタイムでトップに躍り出た。立ち回りに無駄がなく撃ち出しも完璧、初めての幕張を楽しむ胆力に超新星の誕生を見た。

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 ※ステージ通して驚異の撃ち出し。自らのPSで他をねじ伏せる。

 

 「香港の代表として全力でいく」と意気込みを語るのは香港代表台妹愛港彈。

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編成は直前のCatsとほぼ同じ12手編成。早撃ち!とは行かないがしっかりと狙いを定めてミス無く突破していく。8手目の配置がやや下に止まってしまい。TFT同様に12手目でフィニッシュまで届かず。リカバリーのマモンが配置が良かったためしっかり13手目で決めた。正直なところ予選バトルラウンド出場チーム5チームの香港代表が幕張でどこまでやれるのか不安もあったが、香港予選から約2ヶ月。しっかり幕張に向けて研究と調整ができていたようだ。

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※マモンのSSでしっかりリカバリー。落ち着いてフィニッシュまで持っていった。 

 

 最後に登場したのは本大会優勝候補筆頭と名高いLMBulldozer。

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 編成はベディヴィア以外これまで全く見たことがない編成。ベディヴィアがanchorにいるので12手フィニッシュを想定しているものと考えられる。

何かやってくれるという観客の期待とは裏腹にスタート早々に流れは予想外の方向に進んでいく。1手目でムシャランとバリア両方を処理しいいスタートを切ったLMBだが、3手目の西郷がアクアドラゴンを処理するも通常よりも下側に停止してしまう。ここでチームに焦りが生まれる。手元のメモ帳を画面に当てて西郷の位置を確認するS嶋選手。やはり想定外なのか焦りの表情が拭えない。7手目の西郷でホミ吸を処理できずワープが展開。ここからワープに遊ばれる苦しい展開が続き、結果は27手の4分後半。TA最下位スタートという非常に苦しい戦いになったが、昨年優勝の今池壁ドンズαは8チーム中TA7位からの巻き返しで逆転優勝を成し遂げている。「逆に吹っ切れた。切り替えて勝ちに行く」というリーダーありすぅ選手の言葉通り、決勝トーナメントでの巻き返しに期待したい。

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 ※まさかの展開に顔を見合わせるLMB。

 

タイムアタックラウンドの最終結果は下記の通り。

1:40秒台が2組現れるハイレベルな戦いとなった。

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TA1位から場所を選んで決定されたDAY2決勝トーナメントのトーナメント表は下記の通り。

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この時点でTA1位CatsとTA2位AWAはたとえベスト8で敗退してもプロライセンスの推薦権を得られることが決まった。注目はいきなりの関西対決AWAvsアラブルズ。そしてこのカードがまさかの1回戦早撃ち0.3秒vsLMB。準決勝まで進み、残り2席のプロライセンスを手にするのはどのチームか。

 

熾烈を極めるモンストGP2019決勝トーナメント開幕

 

以上、モンストGP2019決勝大会タイムアタックラウンドでした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

それでは次回「決勝トーナメント1回戦」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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モンストGP2019はスポーツ誌Number webでも掲載されています。

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