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モンストスタジアムの大会考察ブログです

【GP2019】1回戦

こんにちは隹ナムです。

7月13日・14日に行われたモンストGP2019決勝大会振り返っていこうと思います。

今回は14日に行われた「決勝トーナメント1回戦」です。

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1回戦第1試合 早撃ち0.3秒vs LMBulldozer

 前日に行われたタイムアタックラウンド下位4チームによる1回戦。1組目は早撃ち0.3秒と優勝予想ミッションで得票率トップのLMBulldozer。

 

光腕の巨神

TA上位でピックの先攻・後攻選択権を持つ早撃ち0.3秒は後攻を選択。先攻リゲルを選択する事の多い光腕の巨神でどのようなピックを見せるのか。

先攻リゲルの予想に反してLMBは定石を外し反射タイプのトリスタンを選択して会場を沸かせる。鉱物キラーELを持つトリスタンだが、内部弱点が特徴の光腕の巨神でどのような立ち回りを見せるのか。早撃ち0.3秒はリゲル・ピノキオαをピックし関東予選で人気だったリゲルフィニッシュの9手編成。対するLMBも残り3体は貫通キャラクターを選択し、如意棒をleadに置いた9手編成。反射のトリスタンはthirdに配置されており、どのような立ち回りをするのか注目が集まる。

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バトル1はお互い似た動きで2手抜け。突破タイムはほぼ互角。バトル2を一筆で処理した早撃ち0.3秒に対し、LMBはここでthirdのトリスタンを右下に配置。中ボス処理でタイム短縮を計る。注目のバトル3、早撃ち0.3秒は3手で突破。よく焼け死ぬことで有名なキャノンベースもクリアしバトルを先行していく。LMBもバトル3を2手で突破し早撃ち0.3秒に追いつくかと思われたが画面の表示はDOWN。撃った本人もチームメイトも一瞬状況が飲み込めていない表情だが、紫式部のゲージが決まっておらず、光属性キラーが発動していない為、ウラヌスのHPが残ってしまった。

そのまま突破していれば、中ボスでの時間短縮で逆転が見えていただけに悔しいミスとなった。

 

緑剣の支配者

 2戦目の緑剣の支配者では両チームラウドラ・リボンという予選では見なかったキャラクターをピック。それぞれをどのように活かしていくのか楽しみな対戦となった。

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 序盤を順調に進む両チームだが、LMBが3手目で2体いるエンフィールドの上1体を残す。この1体残しによってアグナムートXがanchorの射線上に配置されるので簡単に味方に触って曹操がパワーアップ、削り残す事無くギガマンティスを処理する。また、残したエンフィールドがガードになり、曹操が通常より下側に停止。「サクッとわかる緑剣の支配者」でもご紹介したマゼランやベイドン山と同じようにステージ移動時に飛ぶ事無く、中央に留まりこの後の動きを有利にしていく。

先行する早撃ち0.3秒だったが13手目で僅かに中ボスを削り残してしまう。その隙にLMBが逆転し最終バトルに突入。ムシャランを処理しボスへ攻撃するが反射2体がうまく弱点を捉える事が出来ない。リボンのSSを撃つが追いついた早撃ち0.3秒のカマエルが僅かに速く逆転のフィニッシュ。

接戦をものにしたのは早撃ち0.3秒。前日からの悪い流れが断ち切れ無かったか。優勝候補LMBulldozerがまさかの初戦敗退となった。

 

1回戦第2試合 台妹愛港彈vsとろけるフレンチトースト

第2試合は香港代表 台妹愛港彈対中部代表とろけるフレンチトースト。前日のTA8位のとろけるフレンチトーストだが中部予選ではTA7位から今池壁ドンズα、次世代BOXを倒して幕張の切符を手にしている。幕張でも後攻からの巻き返しに期待したい。

 

光腕の巨神 

 先攻台妹愛港彈はローゼンクロイツをはじめアンチダメージウォール持ちのキャラクターを4体編成し安全策を取る。とろけるフレンチトーストはリゲル・ピノキオαを使った9手編成を選択した。

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試合は台妹愛港彈先行で始まるがとろけるフレンチトーストは手数の少なさを活かして落ち着いた立ち上がりを見せる。バトル2で台妹愛港彈が魔導師処理に手間取った事でとろけるフレンチトーストに流れが傾く。鬼門のバトル3でしっかりピノキオαが仕事をし、DOWNすることなく突破。そのままのミスすることなく1戦目をものにした。

 

緑剣の支配者

2戦目緑剣の支配者はお互いオーソドックスなピック。後が無い台妹愛港彈はこの1戦をものにしたいところだ。

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お互いに綺麗な立ち回りでバトル3を突破。ここで先行する台妹愛港彈がバトル4を2手で突破。7手目のカマエルが非常に綺麗なルートを描き中ボスを1手で倒しきった。その後も難しいムシャラン3体処理を反射の武田信玄で決める。とろけるフレンチトーストはバトル4の中ボス処理で期間がかかり大きく遅れをとってしまった。中盤で大きく相手を引き離した台妹愛港彈がリードを保ったままフィニッシュ。1:1のイーブンに勝負を戻し、3戦目機甲の蒼将に望みを繋いだ。

 

機甲の蒼将

 この1戦を勝ち取ったチームがベスト8進出。両者前日のTAでは想定通りとはいかなかったが上位陣に迫る立ち回りを見せておりどちらが勝ってもおかしくない。

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先行はとろけるフレンチトースト。ほぼ同じ動きで台妹愛港彈も追いかけその差はわずか。8手目でお互い中ボスへの下配置にミスが出る。こうなるとクリアまでの道のりが非常に長くなってしまう機甲の蒼将。お互いバトル3を突破するが配置はバラバラ。中ボスをどのように倒すかが鍵となる、台妹愛港彈が先にスーパーショットを決める。バトル4初手の柴田勝家が中ボス右横から中ボス下にハマってワンパン。チームの一気に逆転する。とろけるフレンチトーストも雑魚処理が終わった14手目。左下のベルフェゴールが山なりの軌道でボス下へ入りこちらもワンパン。お互いにここぞという場面でモンスト力を発揮した。最終バトル5突入はほぼ同時。ハーレー・ベディヴィアのSSで勝負をかける台妹愛港彈と、崩れながらもボス配置が出来ているとろけるフレンチトースト。お互いSSを放ちフィニッシュまで持っていくが先に削りきったのはとろけるフレンチトースト。台妹愛港彈もクリアし表示されたタイム差は1秒未満の大接戦。とろけるフレンチトーストがスーパーショットの応酬を制した。

惜しくも敗れた台妹愛港彈だが素晴らしいプレイの連続だった。モンスト力は日本のチームと遜色ない実力。次回の出場が楽しみなチームだ。


1回戦を制したのは早撃ち0.3秒ととろけるフレンチトースト。ベスト8でプロライセンス取得にも大きく関わる大事な1戦。今年のプロライセンス獲得はどのチームか。

 

以上、モンストGP2019決勝大会決勝トーナメント1回戦でした。

XFALG PARKでの興奮を思い出していただければ幸いです。

それでは次回「決勝トーナメントベスト8」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

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モンストGP2019はスポーツ誌Number webでも掲載されています。

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