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モンストスタジアムの大会考察ブログです

【ツアーファイナル】ラウンドB

こんにちは隹ナムです。

12月29日に開催されたツアーファイナルを考察していこうと思います。

それでは今回は「ラウンドB」編です。

 

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ラウンドBはツアーランキング3位アラブルズvsツアーランキング4位はなっぷ

これまで多くの試合がある中で、この対戦カードはGP・ツアー通して初となる。

ラウンドAとは違い、負ければ終わりの勝負。勝てばGV、そして決勝では今池壁ドンズαが待ち受ける。最大11連戦になる過酷な道だが、お互いプライドを賭け、負けるわけにはいかない。

ステージ選択権を得たアラブルズが選んだのは妖光の狐少女。はなっぷの刹那編成完全手を見ることはできるのか!?私の中だけで期待が高まった。

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第1試合 妖光の狐少女

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ピックの先攻ははなっぷ。はなっぷの妖光と言えば刹那編成だと、私は勝手に思っているのですが、ここまでの戦績は1勝1敗で相性としてはそこまで良くない。対するアラブルズも得意かと言われるとそうでもなく。通算1勝2敗とあまりいい成績とは言えず、この選択は非常に不思議だった。

はなっぷのファーストピックは孫尚香。刹那編成不動のLeadであり、マモンではなく孫尚香をピックをするということは刹那編成の可能性は高い。はなっぷが編成を変えてくる可能性は考慮しつつも、後攻アラブルズのピックはロバーツとヘラクレス。どちらも刹那編成には関係ないキャラクターであり、邪魔ピックであれば大喬小喬を取ることが先決だろう。これはアラブルズなりの「お互いやりたい事をやりましょう」というメッセージだろうか。しかし、相手はプロ1の曲者はなっぷ。返すピックはカグツチとマモン。マモンのピックに驚きの声が上がる会場。反射ピックに少し困惑気味のアラブルズ。そして、はなっぷは初戦東京大会ベスト8でピックしていたモンストダークネスを選択、星5キャラクターの登場に会場が湧き上がる。

アラブルズの編成はGVがよく使っている並びの編成。対するはなっぷは通常secondに置くことが多いマモンをanchorへ据える。最速12手、マモンSSが打てなくても、13手目でビットンを強引に破壊し、カグツチでのフィニッシュが控える。やはりはなっぷはマモン編成でも一筋縄には行かない。

試合は打ち出しの速さでアラブルズが先行。ラウンドAの上位2チームに負けない速さでステージを進んでいく。バトル1突破時にロバーツがやや下にズレてしまい、5手目のハンシャイン4体処理が難しい角度になってしまう。角度が狭いラインで、ズレて多段ヒットしてしまうと4体触れない難しいショットだが、leadみんと選手が綺麗に中心を貫いて難を逃れた。一方、追いかけるはなっぷも順調にステージを突破。大きな配置のズレもなくマモンSSでのフィニッシュを狙う。

勝負が動いたのは7手目。お互い魔導師3体処理から天使を倒して剣アイテムを出したい場面。はなっぷは孫尚香がわずかに中ボスをかすめてしまい天使まで届かない。アラブルズも中ボスを触ってはいるのだが、友情コンボで辛うじて天使を処理している。ここで剣が出なかったのが響きこのバトル4で6手を消費、30秒以上の大きな差をつけられてしまう。

アラブルズは順調にラストバトル6へ。大きなリードを生かし、落ち着いて14手フィニッシュ。下克上へ向け、アラブルズが一歩前に出る。

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※勝負を分けた1手。お互い中ボスを触って天使まで届いていないが、友情コンボの差が勝敗を分けた。

 

第2戦 冥黒の女王

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リードしたアラブルズが次に選んだステージは冥黒の女王。大阪で今池壁ドンズαを下し、優勝まで勢いに乗った相性のいいステージだ。はなっぷの冥黒は東京大会で今池壁ドンズαにセミファイナルで敗れて以来(大阪TA除く)の対戦となる。

ピック権を持つはなっぷは後攻を選択。先攻のアラブルズは、冥黒で必ずと言っていいほど最初にピックされるヘイムダルを選択。他ピックではイシュタル・モンタナ・レンブラントと直殴りに強く荒ぶると手が付けられない編成を敷く。一方、はなっぷはデビルズパンクインフェルノ・弁財天・モーツァルト、そして隠し球のシュリンガーラ。冥黒でシュリンガーラピックは初登場。演出は長いが、威力も誘発効果も強力なアンチブロック持ちの貫通キャラクターだ。

1手目、はなっぷはいきなりleadがイレバン。万事休すかと思われたが、運よく友情コンボを拾いなんとかパーフェクトでバトル1を突破する。

リードするアラブルズだが、2手目でthirdのモンタナを外側にズラしてしまう。中ボス下に入れるかギリギリのところだが、Ritoはん選手が足下へ入れ込む。綺麗に決まったかに見えたが、最後の1打で弾かれてしまい、あと少しが削りきれなかった。

1打目想定外の動きをしたはなっぷだったが、その後は順調に突破していく。先行するはなっぷだがその差はわずか1手。バトル5でカッチンの処理に手間取る場面もあったが、しっかりと友情コンボを拾い、弁財天・モーツァルトのホーミングとシュリンガーラのボムスローがボスのHPを大きく削っていく。アラブルズも4手目以降綺麗に立て直し、はなっぷを追走。持ち前の荒ぶりと弱点位置を味方につけはなっぷに迫る。ラストレンブラントのSSが打てれば・・・というところまで追い上げたが、1手差が埋まらず僅差ではなっぷが勝利を手にしイーブンに戻した。

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※綺麗に入っていったモンタナだったが、あと1打足りず・・・

 

第3試合 天地開闢の始神

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1:1で迎えた第3試合。注目の選択クエストはやはり天地開闢の始神イザナギ。  アラブルズとの対戦で必ず想定しておかなくてはいけないステージだ。

ピックはお互いこれまで登場してきたレギュラーメンバーを選択。かに見えたが、アラブルズはラストピックでジークフリートを選択。マルドゥークとジークフリートを組み合わせ、ツアー初となるツインワンウェイレーザー2段構えの編成をとる。

途中、下配置をとる調整ターンはあるものの、驚異的なスピードでステージを進んでいく。はなっぷもこれまでのクリアタイムと比較しても、決して遅いタイムではないのだが、バトル毎に差が広がっていく。ツインワンウェイ2体は常に中ボス・ボス下へ配置しなければならない立ち回りを要求されるが、ぴったりハマった時の火力は計り知れない。これまでのイザナギのクリアタイムは4分台、早くて3分台後半だったが、3分29秒という他を圧倒するタイムでアラブルズがラウンドC進出をものにした。

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※3色のレーザーがバトル1を消し炭にしていく。

 

以上、ツアーファイナル「ラウンドB」でした。

それでは次回GVvsアラブルズ「ラウンドC」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 


【ツアーファイナル】モンスターストライク プロフェッショナルズ2018【モンスト プロツアー】

 

※平岩さん・S嶋さんの名実況・解説もいいですが、プロによる副音声もオススメです!


プロ選手による振り返り!!@モンプロツアーファイナル【モンスト公式】