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モンストスタジアムの大会考察ブログです

サクッとわかる『蛍夜の夏少女』

こんにちは隹ナムです。

サクッとわかるモンストGP2019、今回は『蛍夜の夏少女』です。

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「蛍夜の夏少女」は中部・香港・関東予選で使用されたステージで、幕張の決勝大会ではベスト8と準決勝での使用が予定されています。

 

『蛍夜の夏少女』注目ポイントは

「中ボスの処理」と「ボスへのダメージの出し方」です。

 

それではステージの特徴を見ていきましょう。 

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※画像は予選大会公式放送のものを使用しています

基本的なステージ攻略は、

 ①クロスドクロの雑魚を処理、ワープ雑魚の反撃モードを発動し、ワープを発動させる(B1・B4・B5・B6)

 ②ワープを利用してボス・中ボスの弱点を攻撃(B1・B4・B5・B6)

 この2つが基本的な攻略の流れになります。

蛍夜の夏少女のボス・中ボスは弱点を正確に捉えないとダメージが伸びず倒すのに時間がかかってしまいます。このステージは敵キャラクターのHPが非常に高く、友情コンボの威力では倒すのが難しいステージとなっており、前記の「光腕の巨神」同様に各キャラクターのステータスとアビリティが重要になります。特にキラーアビリティを持つキャラクターが重宝され、メインギミックであるマインスイーパー/飛行よりもキラーを優先するチームもいます。しかし、このステージのメインギミックである地雷はダメージが大きく数も多い為、複数踏んでしまうとDOWNしてしまうので注意が必要です。

 

次に、ステージの注目ポイントをご紹介します。

まずはバトル3です。魔導師7体を処理する場面ですが、このバトルの抜け方はチームによって異なります。素早く抜けるのであれば1手。配置をするのであれば2手で抜ける場面になります。1手で抜ける場合、中部予選決勝でどんどんススムンガが見せた14手編成でsecondのハーレーを画面上部中央に残し、フィニッシュまで持っていく場合に取られる立ち回りです。2手の場合は中部予選決勝で2019闘会議CUPJrチャンピオン次世代BOX、関東予選優勝のLMBulldorzerが見せたバトル5中ボスを優先して倒すための配置となります。

クリアの想定手数が同じの場合、見た目のタイムでは1手で抜けたほうが先行しますが、バトル5で時短できる2手抜けの方が総合的には速くなります。

下の画像ではバトル5の中ボス弱点を透過させて表示しています。バトル3で赤枠内に配置したらかなり早いタイムが出る期待大!!注目ポイントです。

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バトル4の注目ポイントは2つある弱点がランダムに出現する点です。上下2つある弱点の出現がランダムで出現することによって、弱点を捉えなければダメージが出難いこのステージにおいて非常に選手の頭を悩ませる点になります。

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反射で壁やブロックに挟まりに行きたい場面ですが、弱点のランダム性に配置や次に繋げる動きが左右されてしまうので、スタジアム攻略には適しません。

地方予選ではここを妖精キラーLを持ったバーソロミュー・ロバーツ、弱点キラーを持ったリゲル・ザ・シューターなどの貫通キャラクターを使いループヒットを狙っていました。このバトル4を抜けるとフィニッシュまでの道のりが明るくなってくるので注目して観てみましょう。

 

バトル5は、フィニッシュへのアプローチになります。ここで重要なのはバトル3の抜け方です。上記バトル3の通り、ステージ右中央に配置が決まっていた場合、中ボスホタネの弱点真横にキャラクターが配置されます。この配置を活かすと、下画像のワープ雑魚の出現および反撃モードの発動モーションが短縮され、総合的なクリアタイム短縮につながります。バトル3での配置はここでの時間短縮が狙いです。

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しかし、バトル3で上手く配置したとしても、弱点と壁の間は非常に狭くなっていて、綺麗に決めないと中ボスを倒せずに弾けてしまう難しいショットになります。現に中部予選のでは配置を決めた次世代BOXがここでホタネを倒せずに手番を狂わせていて、JrGP覇者であっても決めるのが難しい場面であることがわかります。

 

バトル6の注目ポイントはボスの頭上(弱点)が非常に狭い点です。

バトル6はギミック通りに進むと、「魔導師を処理→ワープ雑魚を出現させ、反撃モードでワープ発動→ワープを使ってホタネの弱点を攻撃」という手順でボスに攻撃します。当然各チームタイムを短縮する為にこの手順を飛ばしてボスへ攻撃するのですが、ボス頭上が狭いので弱点にハマる事が非常に難しくなっています。また、ボスのHPが非常に高く、例えキラーを持った高攻撃力キャラクターであっても一撃で倒すのが難しくなっています。

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配置的には、適正キャラクターであるデビルズパンクインフェルノやチェシャ猫の「壁に触れると反射化する」SSで気持ちよく弱点を狙いに行きたくなりますが、ほぼほぼ弾かれて飛んで行ってしまいます。

予選で登場した綺麗な倒し方は2つ。妖精キラーELを持つガーネットを弱点に埋め込んでキラーの載る爆破拡散弾を弱点に全ヒットさせる方法。弱点キラーMを持つハーレーを、バトル1から配置をし、画面上部中央から動かさずに進んでボス弱点を捉える方法です。どちらも中部予選優勝のどんどんススムンガが決めており、非常に綺麗な立ち回りでした。関東予選では道中手順が崩れたり、フィニッシュ前に相手がDOWNする事で各チーム理想的なフィニッシュは披露できていないように見えます。

幕張の決勝大会ではどのようなフィニッシュが観れるのか。また、もともと予選では試合数の少なかった蛍夜の夏少女ですが、幕張ではベスト8BO3第一試合ということもあり、少なくとも4試合見ることができます。新たな立ち回り・新たなフィニッシュを披露するチームは現れるのか!?注目の試合になりそうです。

 

次にクリアの想定手数です。

各チーム手順は違うものの、中部予選・関東予選共に先攻チームはガーネットを1番手に置いた13手フィニッシュ、後攻チームはハーレーを2番手に置いた14手フィニッシュを想定している事が多いです。もし、フィニッシャーを3番手や4番手に置いてくるチームがいたら、11手・12手を狙ってくるかもしれません。

 

最後に使用キャラクターについてです。

フィニッシャーはこれまでも出てきたガーネットとハーレーが非常に人気です。バトル4の中ボス処理にバーソロミュー・ロバーツ、リゲル・ザ・シューター。道中のブラックドラゴンも非常に固く、処理が難しい為、ドラゴンキラーELの天叢雲、光属性キラーMの宮本武蔵なども人気のキャラクターになっています。

 

まとめ

「蛍夜の夏少女」観戦1番の注目ポイントは、『バトル4が綺麗に突破できるか』です。バトル4までの配置、そして弱点を正確に捉えるタテカンが出来るかどうかがこのステージを攻略するキーであり注目したいポイントです。

 

以上、サクッとわかる「蛍夜の夏少女」でした。

幕張決勝大会観戦の参考になれば幸いです。

では次回、サクッとわかる「機甲の蒼将」でお会いしましょう。

隹ナムでした。

 

 

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