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モンストスタジアムの大会考察ブログです

【大阪】ファイナル

こんにちは隹ナムです。

11月24日に開催された大阪会場を考察していこうと思います。

今回はファイナルについて考察していきます。

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ファイナル アラブルズvs4Sleepers

幕張ベスト8再び。今池壁ドンズαを下した勢いそのままに、地元大阪で頂点を手にしたいアラブルズ。幕張で味わった孫尚香の悪夢から解放されたい4Sleepers.

大阪の地で笑うのはどちらのチームか。

 

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※ちなみに孫尚香の悪夢とはこちら。誰もが配置に失敗したと思っていたが、Ritoはん選手の放った孫尚香は、目を疑う常軌を逸した軌道で隙間に吸い込まれる。

 

1試合目 水駆ける天叢剣の皇子

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TA上位の4Sleepersが先攻を選択。刹那をピックし序盤でリードを広げる作戦に出た。後攻ピックのアラブルズはアポロX、ロビンフットを選択しボス戦での逆転を狙っていく。

注目は4Sleepersが最後にピックしたエデン。4キャラ目を先に選べる4Sleepersは、超強ブレスが強力な石川五右衛門を選ぶ事も出来たが、おそらく蒲公英のSS火力を生かす為、貫通・爆発友情・アンチ重力バリア持ちのキャラの中からエデンを選択したのだろう。16ターンで打てる3点マーカーSSも侮れない。

試合は序盤から4Sleepersが刹那と高杉晋作の友情で順調に進んでいく。一方アラブルズは序盤の雑魚処理で大苦戦。ボス戦で巻き返す編成とはいえバトル3突破時点で1分以上の大差をつけられてしまう。しかし、4Sleepersもバトル4以降、時間がかかるので油断できない。アラブルズがひっくり返すのか、4Sleepersが蒲公英SSまでリードし逃げ切るのか。注目が集まる中、試合は唐突に終わる。

14手目、高杉晋作がDWで焼けながらもボスにダメージを与える。続く刹那で突破を試みるが、まさかのゲージミス。ヤマトタケルのHPもあと少しだったが削りきれず、自身のHPが尽きる。刹那のゲージ早いですからね

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※真横カンか、蒲公英まで届いていれば・・・

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※Good!

ここは悪いことが重なった。弱点横にいた高杉が中途半端な行動になってしまった。弱点を往復すればおそらくダメージが伸びていたので、例え刹那がゲージを外してもボスを削りきってHP0突破できただろう。あるいはもう少し角度をつけて蒲公英まで当たれていても同様だ。おそらく、くま選手はこちらを選択したが、角度が足りなかったのではないかと思っている。もしくは刹那がゲージ決めていれば倍率が変わるので突破できていた。

しかしこれがどちらも悪い方に動いた結果、ほんの僅かにHPが残りダウンしてしまった。大量リードしていた4Sleepersだがまさかの形で1敗を喫した。あまりにも想定外の事態に、もはや笑うしかない4Sleepers。とりあえずゲージを外したてらきち選手に肩パンが入るが次戦に引きずるような事はなさそうだ。

逆に勝って優勝に王手のかかったアラブルズの方が、どんな表情をしていいのか戸惑っている感じだ。

ファンに人気のヤマトタケルには魔物が潜んでいた。

 

 試合目 天地開闢の始神

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1試合目をものにしたが、何となく肩透かしを食らった感があり、乗り切れないアラブルズ。逆に吹っ切れて笑顔の4Sleepeers。イザナギ大好きアラブルズがここで優勝を手にするかと思われたが、予想外に壮絶な接戦を演じることになる。

ベスト8と同じ編成を取りたいアラブルズだが、アンチワープ・コピー持ちのパーシィを取られてしまう。両者強力な友情コンボやキラーを持ったキャラをピックしているが、試合の主役はパーシィだった。カマエル・ルシファーの強友情をコピーし、パーティの火力を底上げする。

マルドゥークの配置を要求されるアラブルズに対し、多少強引でも火力を発揮していく4Sleepers。序盤から一進一退の攻防で両者一歩も引かず試合は終盤へ。バトル7中ボスのイザナギ突入時のタイム差は僅か2秒。ラストルシファーとキラーを持ったナポレオンの号令対決になるかと思われたが、ここで4Sleepersがアラブルズを突き放す。ルシファーのSSを温存しても2手で中ボスを突破した4Sleepersに対して、アラブルズはナポレオンの配置が悪く、ボスに十分な火力を出す事が出来ない。

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※ここでナポレオンが中央から外れたことで、イザナギ戦が辛くなってしまう。

勝負を分けたのは13手目のナポレオンだ。中ボスヤマトタケル突入時、4Sleepersとの差は10秒。ここで離されると追いつくのは難しいと考えたのか、縦カンで中央配置を保ちたいナポレオンを動かして1手抜けを試みる。ここで抜けていればよかったのだが、僅かにヤマトタケルのHPが残ってしまう。結局2手抜けとなったアラブルズはタイム的には追いつくが、ナポレオンが右下に停止してしまい、イザナギ戦へ不安を残したまま進む事になってしまう。ベスト8ではマルドゥークとナポレオンをボス下に配置し高火力を発揮していたが、ナポレオンが遠い状態では火力不足だった。

壮絶な接戦だったが、最後は4Sleepersが逃げ切り1:1のイーブンに戻す。安堵する4Sleepersのメンバー。王手をかけていたアラブルズは、得意なイザナギを落としてしまい、イザナミ後攻という非常に不利な立場に立たされる。

 

 試合目 怨炎!黄泉の主宰神

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会場のボルテージは最高潮。両者敗戦を引きずらず笑顔で迎えた最終戦

当然ナポレオンをピックする先攻4Sleepers。反属性だが雑魚処理優秀な高杉晋作をピックし盤石の体制。一方、ボス戦で不利な状況のアラブルズは最後にモネをピック。重力バリアキラーLでファン待望のワンパンを狙う。

試合は刹那の放電を生かすアラブルズがリード。バトル3で中ボスの重力バリアを使いモネを配置していく。ブレイクダウン動画でも話題に上がっていた「モネの下を触る」動きでモネを良い位置に持っていく。ワンパン勝利に会場の期待が高まる。

バトル4でモネが左上雑魚の間にハマり、誰もがアラブルズの勝利を確信した。しかし、雑魚の蘇生によって配置したモネが大きくズレてしまう。ここで4Sleepersが追いつき、両者同時にボス戦へ。

同時にボス戦に突入した場合、超火力のナポレオンを持っている4Sleepersが断然有利。少し配置は悪いが、ワンパン失敗を確認した4Sleepersは落ち着いてボスを削っていく。ワンパン配置のズレたアラブルズ。万事休すかと思われたが、頭上の弱点を引く。ここでモネを調整するかと思われたが、良い位置にいたマナで1手抜け。とにかく先行することを優先する。

ここで得たリードは21秒。先を急ぎたいアラブルズだったが、Anchorぺぺ選手の放った武田信玄がマナに当たれずダメージが伸びない。しかし、今日のアラブルズはモンストに愛されていた。

この武田信玄が奇跡を起こす。

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※流石に偶然だろう。もしこれが配置なら、誰もアラブルズに勝てない。ちなみにこの後、誰も信玄に触れないので調整もしていない。

バトル6を突破するアラブルズ。追う4Sleepersは15秒後ろから逆転を狙う。アラブルズがここで取る手段は1つ。モネの乱打SSを赤シールドに放ちステージ中央上に配置、バトル7のボス頭でフィニッシュを狙う21手終わり。残り2ゲージでリードしているとはいえ、油断できないアラブルズ。

しかし、中途半端に止まっていた武田信玄が、バトル7開幕でイザナミの足元に滑り込む。イザナミとシールドの間でマッチを決めるぺぺ選手。沸き立つ会場、最終ゲージは半分飛んでいる。勝利を確信するアラブルズ。このマッチを画面越しに確認し驚くが、もはや賞賛するしかない4Sleepes。これにはいくらナポレオンでもお手上げだ。

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※千載一遇のチャンスに気持ちが焦るが、しっかりとマッチを決めたぺぺ選手。お見事!!

最後の最後で女神が微笑んだアラブルズ。地元大阪でチーム初優勝を成し遂げた。

惜しくも優勝を逃したが、最後の最後まで決勝全体の流れは4Sleepersだった。チーム内の雰囲気はおそらく全チームで一番良い。次戦福岡でも活躍してくれるだろう。

 

以上、大阪ファイナルでした。

この記事を読んで、新たな発見をしていただけたら嬉しいです。

それでは次回大阪会場「総括」でお会いしましょう。

隹ナムでした


【第3戦 大阪会場】モンスターストライク プロフェッショナルズ2018 トーナメントツアー